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ビリー・ミリガンから学ぶ多重人格障害(解離性同一性障害)

度々胃の不調に見舞われながら、
私は図書館に通い本を読み漁っていました。

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24人のビリー・ミリガン

ダニエル・キイスの「24人のビリー・ミリガン」は、
実在の多重人格障害者ビリー・ミリガンの半生を描いたドキュメントです。

ビリーは、幼少の頃、義父から激しい暴力や性的虐待を受け、
心がそれに耐えられず、人格が乖離(かいり)してしまいます。
2重人格とよく言いますが、ビリーの場合は何と24重人格です。

人格の一人一人に名前があり、年齢も性別も違います。
女性の人格のうち一人はレズビアンだったりと非常に複雑です。

 
私はテレビで最も絵の上手い人格が描いた絵を見て、
大きな衝撃を受けました。

作風はダリ的で、心の探求をしていた私は激しく心を揺さぶられました。
(ダリはフロイトに傾倒していた画家です)

彼は何度もテレビで取り上げられ、
実際にビリーの人格が交代する瞬間の映像もテレビで放送されています。

親の虐待がいかに子供の心を破壊するかということがよく分かりますが、
ビリーの場合はあまりにドラマチックで、
フィクションではないかと疑いたくなるほどです。pile-of-books_thumb

最も強いレイゲンという人格は空手の達人で、
ビリーがピンチになると現れ、
映画さながらの活躍を見せたりします。

ビリーの義父に対する激しい憎悪や復讐心が作りだした、
非常に危険な人格です。

 
人格が交代している間はビリーにその間の記憶が無いので、
実生活では様々な不都合が起こり、まともな社会生活はできません。

それぞれの人格を統合するということが治療の第一段階なのですが、
その過程で様々な問題が発生します。

私は続編の「ビリー・ミリガンと23の棺」と共に夢中になって読みました。

アルジャーノンに花束を

その後、作者のダニエル・キイスの出世作となった、
「アルジャーノンに花束を」も読んでみました。
こちらは知的障害者が主人公のフィクションです。

私は心が弱っている状態だったので、
ねずみのアルジャーノンが死んでしまったところで、
なぜか猛烈に悲しくなり泣きながら読んだ記憶があります。
(本来それほど泣くポイントではないはずなのですが)

 
この小説を原作としたドラマがその後日本で放送されました。
ユースケ・サンタマリアさんと菅野美穂さんが演じた同名のドラマです。

舞台が日本になっていて、ストーリーも大きくアレンジされていますが、
ドラマは主人公と母親の関係をクローズアップしていたこともあり、
私は原作よりも引き込まれました。

映像化されたものが原作を上回る出来だったのは(私にとってですが)、
私がこれまで見た映画やドラマでもこの一本だけです。

見ていない方は、是非レンタルなどで観てみることをオススメします。

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