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原初療法に基づいたメールによるカウンセリングを受ける

Aさんからメールによるカウンセリングを受けることになった私は、
早速自分の生い立ちを長々と書いたメールを送りました。

自分の自己分析を含んだ理屈っぽいメールだったと思います。

それでも自分が母親を批判したことに、
初めて共感してくれた人がAさんでした。

そして私にとっては、それが一番嬉しいことでした。

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友人に母親のことを悪く言うと、
考え過ぎだ、とか、
ここまで母親に育ててもらったんだろ、
と窘め(たしなめ)られ、私に共感してくれる人はいませんでした。

弟や妹でさえも、
お母さんはそこまで悪くない、と言います。

母親の無意識をダイレクトにコピーしたのは私だけで、
兄弟であってもその影響は全然違うのです。

母親からの嫌悪感を感じたのは私だけでしたし、
場面緘黙(かんもく)症になったのも私だけです。

 
Aさんは私の過去に共感し、
一緒に母親の問題点を指摘してくれました。

私は毎回くどくどと自分の理屈を並べたてたメールを送っていました。
誰かに自分の分析を聞いて欲しくて仕方なかったのです。

Aさんは要点をまとめていつも的確なメールをくれました。

 
原初療法(プライマル・セラピー)の基本は、
原初(幼少期)に立ち返って、
その時表現できなかった思いを、
しっかり表現し直す、というところにあります。

本の題名である「原初からの叫び」(The primal scream)の通り、
その時叫べなかった辛い感情を、
改めて叫び直すことにより、心を浄化することが狙いです。 letters-to-post_thumb私がすでに過去に母親と話し合ったことをAさんに知らせると、
まだそれでは足りない、と言われました。

アメリカのセンターでは、患者の過去の体験を、
セラピストと共に再体験するそうです。

Aさんが父親に傷つけられた過去の辛い体験を再現し、
その時の感情を思い出し、実際に叫び声を上げたり、
涙を流したりして、過去の傷を癒したそうです。
(Aさんの父親はその時すでに亡くなっていたと思います)

 
それは私にとってかなり難しいことでした。
それまで母親と話していても、なるべく感情的にならず、
理性で母親を説得しようと思っていたからです。

母親の前で感情的に取り乱すことは、
屈辱的だという感覚もあります。

怒ることはできますが、
泣き叫ぶようなことは無理だと思いました。

ただそのように感情を表現できない人が多いからこそ、
わざわざ治療センターで時間をかけて感情を開放する必要があるのです。

Aさんは私に、もう一度母親と話し合ってみることを提案しました。

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次の記事⇒原初(プライマルスクリーム)療法による母親との対決 母親との関係[14]


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