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母を許した運命の日 母親との関係[15]

私が最後の母との話し合いを終えた翌日だったか、
それとも更に後だったのか、よく覚えていないのですが、
私は自分の部屋で、ボーっと母とのことを考えていました。

母に対する過去の不満を言い尽くしたものの、
原初療法は手詰まりとなってしまった状態です。

私は母との過去を何気なく思い出していました。

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埋もれていた記憶 

すると突然、私が引っ越した直後、
妹の出産の為に入院していた母を、
母方の祖母や弟と一緒にお見舞いに行ったことを思い出しました。

お見舞いに訪れた幼い私と弟を見た母は、
とても嬉しそうな顔で私達を迎え、
病室の冷蔵庫の中に入っていたカステラを私と弟に出してくれました。

母の嬉しそうな笑顔は、私にとって印象的な記憶でした。

しかしそれは、母を恨むようになって以来、
完全に封印された記憶となり、
思い出されることはありませんでした。

 
その封印された記憶が突然脳裏に蘇り、
母の優しい笑顔を思い出した途端、
私は自分でもびっくりするような雄叫びにも似た声を上げ、
号泣しました。

自分の声に驚いて、
慌てて布団を被った(かぶった)のを覚えています。

私は布団を被ったまま、うずくまり、声を上げて泣きました。

一体どれくらいの時間泣いていたのか、
全然覚えていないのですが、
とにかく泣き疲れてへとへとになるまで泣き続けました。new_8687534805_9b3520fd39_m_thumb

私は、泣けた、と思いました。

潜在意識は、このために私に仕事を辞めさせ、
Aさんのホームページを見つけ、
ここに導いたとしか思えません。

私は、無意識的には泣こうと思っていたのですが、
意識的にはよく分からず、
何となく原初療法の説明に惹きつけられ、
Aさんにカウンセリングをお願いしたのでした。

胃炎と不眠症が治った

ずっと不眠症に悩まされ、睡眠導入剤を飲んで、
夜3時過ぎに寝ていたのですが、
その日は、夜10時頃になると睡魔に襲われ、
あっという間に眠ってしまいました。

睡眠は断続的でした。
とてもはっきりした夢を見ては、また眠る、
ということを繰り返して朝になりました。

目覚めはスッキリし、食欲もあります。

 
それ以来、胃炎はすっかり治ってしまいました。
5年以上も苦しみ、慢性化したと諦めていた胃炎の症状は、
あの日以来、一度も再発したことがありません。

体重はどんどん増えて、
あの頃買った服はすべて着られなくなりました。

毎日飲んでいた睡眠導入剤も、ほとんど必要なくなりました。

母を理解する

母は私を憎んでいたわけではない、
母もまた自分の心の苦しみにもがき、
愛情を表現する方法を、親から与えられていなかったのだと、
その時はっきり理解しました。

こうして私はやっと母を許すことができたのでした。

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次の記事⇒原初療法(プライマル・セラピー)の問題点 母親との関係[16]


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