スポンサーリンク

書痙(しょけい)が治らず催眠療法(ヒプノセラピー)を受けてみる

母を許した日、
それまで苦しんでいた胃炎と不眠症が治ったことにより、
幼少の頃より抱えていた神経症状の問題がすべて治った、
と私は思い込んでいました。

あまりに劇的な体験だったので、
人生がすべてリセットされたような、
そんな錯覚に陥っていたと思います。

スポンサーリンク

しかし、受付で氏名、住所を書く機会があり、
もう大丈夫だろうと書いてみると、
受付の人の視線が気になり始め、
心臓がバクバクし手が震えてしまい、
結局書痙や視線恐怖は治っていないことを知りました。

読書体験(場面緘黙(かんもく)症、視線恐怖症になった原因を突然知る
をきっかけに、母に怒りを感じ、その溜めこんだ怒りにより、
胃炎や不眠を起こしていたものが、
ただ解消されただけだったのです。

では母へ怒りを感じていた歳月は全く無駄だったのかというと、
それは違うと思います。

私にはそのプロセスが必要でした。
そうでなければ母も自分自身をも理解することは出来なかったでしょう。

 
私は「The New Primal Scream」を読み、
再び催眠療法(ヒプノセラピー)に関心を持っていた為、
インターネットを検索してみました。

そして何となく感じが良さそうで、価格も手頃な、
女性が個人でやっている退行催眠を用いたセラピー、
というのを受けてみることにしました。

支払いは1回ごとなので、好きなときにやめられます。
1回のセッションは1万数千円でした

 
最初のセッションでは、私の過去の問題、
現在の問題を話し合い、治っていない視線恐怖にスポットを当て、
催眠で探って行くことになりました。

私は自分でも気付いていない、
抑圧した過去を催眠で探り、それを再体験、
あるいは思い出すことができれば、
書痙が治るのではないかと期待していました。

 ミルトン・エリクソンのエリクソン催眠

以前受けた催眠とは違い、
催眠療法の効果は? 催眠治療を受けてみる 参照)
録音されたものを使うことは一切ありませんでした。

光量が調節された間接照明の明かりの元、
リクライニングされたマッサージチェアのような椅子で、
私は暗示の言葉を聴きます。

外から車が走る音が聞こえてくると、
その音も催眠に取り入れたりします。5484515827_3ef3666221_m_thumb

これはエリクソン催眠と呼ばれる技法です。
ミルトン・エリクソンという精神科医が最初に行った、
現代的な手法で、
このセラピストの女性もそれを取り入れていました。

直接的に暗示をかけようとするのではなく、
何気ない言葉のやりとりの中に、
さりげなく暗示の言葉が入っていたりします。

次第に苦痛になる

私は過去に戻りながら、質問されたことに答えていきます。
しかし、理性で答えているようで、
催眠により喋っている、という感じはしません。

幼少の頃の質問をされても、実際覚えていることしか出てこず、
抑圧されていた記憶が出てくることはありませんでした。

質問に対して何も出てこないときは、
何でもいい無関係なことでも、思いついたことを言ってください、
と言われていたので、何となく感じたことを話しました。

 
別のセッションでは、
過去世へ退行する試み(前世療法)も行われました。
私は何となくイメージを話はしましたが、
前世に戻った感じは全くしません。

前世というものが存在するのか、という問題はさておき、
別の世界に行った感じも、幼少の頃に戻った感じも、
実感として感じることはできませんでした。

 
私は次第に催眠を受けることが苦痛になってきました。
無理やり何か話さなくてはいけないような感じになっていたからです。

結局、数回通ってみたものの、
大きな効果は感じられませんでした。
もちろん書痙も治りません。

どうやら私は暗示にかかりにくい性質なのかもしれない、そう結論づけ、
私の2度目の催眠体験は終了することとなりました。

スポンサーリンク


↓応援よろしくお願いします
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ