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怒りのエネルギーを処理する方法 親や加害者への怒りと許し

私は母に怒りを覚えて以来、
何とか母に謝罪させたい、
私の心をどれだけ傷つけたか気付いてもらいたい、
と10年近くも考え続ける事となりました。

その間、胃を壊し、不眠に陥り、
怒りのエネルギーは自分を傷つけていきました。

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怒りは人にぶつければ、
自分に返ってきます。

誰かに腹を立てて、怒りに任せて相手を殴れば、
相手に反撃されるかもしれませんし、
警察沙汰となり、自由を奪われるかもしれません。

その時は何事もなくても、
いつか相手に復讐されるかもしれません。

私の母は、過去に鬼の形相で私に対して怒りをぶつけましたが、
結局後から、私に恨まれることになりました。

 
ぶつけた怒りは、
必ず自分に返ってきて代償を払うことになります。new_angry-woman_thumb

かと言って、その怒りを相手に返さず、
いつまでも自分の中で相手を恨み続ければ、
私のように、自分の体を傷つけることになります。

 
溜めた怒りは、外に出さなくてはなりませんが、
一番いい方法は、人を介さないことです。

自分の体を傷つけるほど溜めこんだ怒りは別として、
日常生活で怒りを覚えた場合、
例えば、怒りや恨みの言葉をすべて紙に書き、
書き終わったら、誰にも見せずに破って捨ててしまう。

または、メールに書いて、送信せずに削除してしまう。

これらはやってみると分かりますが、
とてもスッキリしますし、誰も傷つけません。

虐待した親を許せるのか

私の場合は虐待というほどではなかったので、
母を何とか許すことが出来ました。

しかし世の中には、もっとひどい虐待は沢山あります。

内田春菊さんのように、
父親にレイプされた娘は父を許すことができるものなのか、
岸田秀さん、内田春菊さんから学ぶ親子関係の負の側面 参照)
ということを考えると、頭で考えただけで許すことは無理だと思います。

暴力を伴った残酷な虐待も同様です。

怒りを発散する

許しのプロセスを考えると、
まず、怒りをすべて発散してしまうことが第一です。

私の場合はスッキリするまで、直接本人にぶつけましたが、
それが無理なら、カウンセラーやセラピストに導いて貰ったり、
とにかく感情として表出させる必要があります。

溜めこんでしまったネガティブな感情を吐きだす、
これができない限り、心から許すことは難しいと思います。

頭では許したと思っても、
心や体の問題として自分を苦しめる症状があるならば、
無意識にある感情が処理されていないということです。

 
カウンセラーやセラピストにすべてを吐き出すということは、
有効な手段だと思いますが、
感情として出し切れるかがポイントです。

催眠治療により、
過去に抑え込んでしまった感情を伴った記憶を見つけ出し、
改めて再体験し怒ったり涙を流すという方法もあります。

私はやったことはありませんが、
心のブロック、メンタルブロックを外すというワークセミナー、
ワークショップも沢山あります。

 
自分に合った解決方法は、
直感というシグナルで潜在意識が教えてくれるかもしれません。

私は原初療法というものに出会いましたが、
それは私に合っていたというだけで、
人それぞれ有効な手段は違うと思います。

インターネットには様々な情報が溢れていますが、
くれぐれも無駄なお金は使わないように、
騙されていないかどうかの判断は慎重に行ってください。

許せるようになるには

怒りが発散できたなら、
その加害者がなぜそんなことをする人間になったのか、
ということを考えることができると、
加害者もまた誰かの被害者で可哀想な人なのだと、
思うことができるかもしれません。

加害者が親の場合、
子供としての立場のまま親を許すのは難しいです。
一人の人間として、親を哀れな人だと思えるくらい、
自分も大人になる必要があります。

許し、というのはその後仲良くする為のものではありません。
その人からの卒業という一つのけじめです
別に好きにならなくてもいいと思います。

 殺人犯を許せるか

小さな怒りなら大きな問題にはなりませんが、
解決の難しい怒りは沢山あります。

例えば自分の子供を変質者に殺されてしまったら、
両親の怒りや憎しみは大変なものです。

犯人は法により裁かれますが、
自分達のやるせない怒りは生半可なことでは、
消し去ることは難しいでしょう。

 
しかし怒りが大きいだけに、
自分の体を壊してしまう可能性も大きくなってしまいます。

最終的には相手を許さない限り、
自分が損をすることになってしまうのです。

これは理不尽としか言いようがありませんが、
罪を憎んで人を憎まず、という言葉の通り、
人生の大きな試練です。

私が当事者なら、せめて気の済むまで犯人を殴らせて欲しい、
と思うでしょう。

しかし、日本の法律では、それができません。

長い時間をかけて怒りを消し去り、
犯人をいくら憎んでも死んだ子供は喜ばないことを、
実感として感じられたときに、
許すことができるのかもしれません。

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