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芸能人 パニック障害・症候群の原因 安西ひろこ 中川家剛 長嶋一茂

テレビを見ていると、
パニック障害(不安神経症)であったことを告白する芸能人が、
結構多いことに驚きます。

 
私も多分これがパニック発作だろうというものを、
1度経験しています。(「パニック発作に襲われる」)

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義務と願望の板挟み

自分の体験では、義務と願望の板挟みがパニックの原因でした。

「義務」は社員になった以上、会社に行かなくてはいけない、
というもので、「願望」は、会社に行きたくないというものでした。

私の場合は元々が、まともな社会生活ができない、
という失うものが無い状態だったので、
簡単に会社を辞める決断をし、
義務を解消したことにより問題を解決することができました。

もしこれが諸事情で簡単に辞められなかったとしたら、
私は発作と戦いながら会社に慣れるまで、
頑張らなくてはいけなかったかもしれません。

安西ひろこさんの場合

最近では安西ひろこさんが13年間の闘病生活について、
番組で赤裸々に語っています。

安西さんの場合、母親もパニック障害の経験者でした。
その自我構造をコピーしていることも大きな理由でしょう。

安西さんは幼少の頃、夜遅くまで働く母親を見て、
迷惑を掛けてはいけない、と思っていたそうです。

この迷惑をかけてはいけないという心理が、
義務となったと思われます。

その一方で、母親に甘えたい、
という願望も当然子供として持っていました。

パニック障害発症は、自身がタレントとなり、
多忙な生活の中で孤独を感じたことがきっかけのようです。

この孤独が、母に甘えられなかった過去の願望を呼び起こし、
人に甘えてはいけない、
という義務との摩擦を生じさせたのではないでしょうか。321938695_42f2f76734_m_thumb

中川家 中川剛さんの場合 

以前、漫才師・中川家の中川剛さんもパニック障害だったことを、
語っています。

剛さんの場合は、
舞台やカメラという緊張状態でのプレッシャーが原因のようでした。

「義務」は仕事だからやらなくてはいけない、
辞めることは許されない、
「願望」はプレッシャーのかからない状態でやりたい、
ということだったと思います。

弟の助けもあり、仕事の本数を減らし、
医者からもらった薬で発作を抑えながら、
仕事をしていたそうです。

治った理由は、パニックを先輩に打ち明け、
それを先輩にいじられたりしているうちに、
仕事が楽しめるようになったことが大きいようです。

義務と感じていた辛いものが楽しく感じられ、
義務ではなくなったときに治ったようです。

長嶋一茂さんの場合

元プロ野球選手の長嶋一茂さんは、
偉大な父親である長嶋茂雄さんとの比較が原因のようです。

マスコミや周囲の目はいつも父である茂雄さんと一茂さんを比較します。
本人も、父に近付かなくてはいけない、
という義務をいつのまにか背負っていたようです。

当然願望は、野球で素晴らしい成績を残したい、
ということでした。

しかし父であり当時監督でもあった茂雄さんから、
直接、戦力外通告を受けてしまいます。

このときに、願望の実現の可能性が断たれ、
父親のようにならなくてないけない、
という義務が絶対に果たせないものになってしまいました。

そしてパニック障害を発病し、
10年以上もの闘病生活を送ることになります。

その後もうつ病になるなど、
心の病からなかなか開放されずにいるようです。

いつも周囲から注目される立場にいたことから、
自分と父は違うということを、
無意識レベルから自分に納得させることは相当困難なことだと思います。

仮に自分は父親と違うと思えても、
周囲に勝手に比較されることはとても辛いことでしょう。

この世に法的なもの以外、義務は存在しない

他にも、おネエタレントのIKKOさんも過去にパニックを発病しています。
原因は自分の事務所の運営にあったようです。

経営者として、しっかりしなくてはいけない、
という義務感を持ち、妥協が許せなかったことが原因だと思われます。

 
本来、法的な義務以外に、人間に義務はありません。

法的な義務に圧迫されて病気になるなら、
それは根本的な人生の歩み方に問題があるか、
国家に問題があるということになってしまいます。

殺したいとか、盗みたい、という願望と、
法律で定められた義務の板挟みになるならば、
願望を矯正しなくてはいけないのは明らかです。

また、徴兵制が義務として存在する国家なら、
それが嫌で病気になる人も増えるでしょう。

 
通常は、自分で作った義務に自分で縛られることが問題となります。 

安西さんの場合、甘えてはいけない、
という義務は自分で勝手に作ったものです。

またはそう思わせてしまったお母さんにも問題があるかもしれません。

このように思いこんだ義務が、
古い記憶に刻まれているほど、
自分で気づいて治すのは困難になります。

剛さんの仕事に対する義務感は、
義務ではないとは言え、
それを解消して辞めることは非常に困難な選択だということは、
誰にでも理解できます。

一茂さんの義務は、
環境により背負わされた義務感なので、
一人で解決することはとても困難なことでしょう。

 
ただ一茂さんの場合、テレビかネットかは忘れましたが、
病気を理由に仕事を辞めてはいけない、
と語っているのを見たことがあります。

この、「ねばならない」「~しなくてはいけない」
という思考回路を持つ人が心の病になった場合、
病気から抜け出すことがとても難しくなります。

本来、義務は存在しないからです。

心の奥底の何かに縛られていると、
自分で自分を苦しめることになります。

また、この思考方法は時に周りの人をも苦しめます。

良い悪いは別として、様々なことにチャランポランな人は、
心の病になりづらく、
人の心を圧迫することも少ないでしょう。

 
心の病を考える場合、
自分で作った不必要な義務はないか、
よく考えてみることはとても重要なことだと思います。


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