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日本文化特有の対人恐怖症・コミュ障 ペルソナについて

日本は「恥の文化」とよく言われます。
他人にどう思われているか、空気を読んで行動しないと、
「出る杭」として叩かれてしまいます。

海外では、電車やバスで知らない人同士が雑談することは珍しくありませんが、
日本では滅多にありません。

日本で都心の車内にて、いきなり隣の席の知らない人に、
「今日はいい天気ですね」などと言ったら、
相手にもよりますが、場の空気が凍りつく可能性があります。

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難しい男性の一人称 

文化と言語は密接に関係していて、
英語はとても論理的、合理的ですが、
日本語は曖昧で情緒的と言われています。

また特に男性の場合、「私」を表す言葉は英語ならすべて「I」ですが、
日本語は「私」、「僕」、「俺」、など、
相手によって使い分けなくなくてはいけません。

 
心理学用語にペルソナという言葉がありますが、
ペルソナというのは仮面です。
(ユングは特にアニマとアニムスに対してペルソナという言葉を使っていたようですが、
ここでは単純に仮面として使います。)

会社では社会人という仮面を被り、振舞っています。
この仮面の種類は使う一人称によって変わってきます。

お客さんや普段あまり接しない上司などには「私は~」という言葉を使い、
完全に敬語で相手を敬う姿勢で接します。

普段よく接する上司に対しては、「僕」という人が多い感じもしますが、
「俺」を使う人もいます。
上司として敬いながら、仲間意識もあります。

同期や部下には「俺」という人もいれば「僕」を使う人もいます。

「俺」というと、ちょっと自分に自信があるようなニュアンスがありますし、
若い人が目上の人に使っていると、上下関係に厳しい人は、 
まだ学生気分が抜けていない、と取る人もいます。

「僕」はちょっと上品な感じがしたり、
「俺」と「私」の中間のようなニュアンスもあります。

また「ボク」の「ボ」にアクセントを置くか、
「ク」にアクセントを置くかでもニュアンスが違ってきます。

いちいち意識している人は少ないでしょうが、
自我によって微妙に変わってくると思います。

 
どれもしっくりこなくて「自分は~」と言ってみたり、
男性の日本語の一人称はとてもやっかいだと私は感じます。

相手に対して自分がどういう位置づけにいるのか、
微妙なニュアンスの違いがあるので、
こういう気遣いをいちいち考えなくてはいけないところにも、
日本人が対人恐怖症になりやすい一因がある気がします。

相手との距離感によって被る仮面を変えなくてはいけません。

一人称が迷いなく使える男性は、
対人恐怖症の傾向は少ないように思います。
自分に合った仮面をしっかり被ることができるからです。

「僕」「俺」「私」のどれを使っても違和感があるような状態だと、
人間関係は難しくなるかもしれません。

自分の定義が曖昧で、自己主張が弱く、
相手に合わせようとする傾向が強い状態のように思えるからです。

日本人は相手の年齢を知らないと会話が難しい 

英語圏の人は誰に対しても対等に接するように見えます。

先生や上司のことをファーストネームで呼び、
相手の年齢をあまり気にしません。new_5451861546_a18942eba6_m_thumb

相手の年齢を知らないまま、
長い人づき合いが続くこともあるそうです。

アジアの人々はすぐに相手の年齢を聞きたがりますが、
これは相手とどういう距離を取るべきか知るためです。
儒教など宗教の影響も強いのでしょう。

テレビのバラエティなどを見ていても、
日本のタレントがすぐに欧米人に年齢を聞いてしまうのを見ますが、
子供ならよいとして、
人(特に女性)によっては失礼と取られかねません。

 
日本人は上の人間には敬語を使い頭を下げ、
下の人にはタメ語で話していいという暗黙の了解があります。

これをするためにはまず相手の年齢を確認しなければならないので、
年齢を聞きたがるのは仕方のないことです。

これらの面倒くさい確認は、言葉の選択の迷いにもつながり、
コミュ障になりやすい要因であるといってよいでしょう。

 
学校の同じクラスでみな年齢が同じでも、
言葉の選択は生じます。

相手を呼び捨てにするか、
「君」や「さん」をつけるかは、その人同士の距離感によりますし、
相手を上に見ているか下に見ているか、ということも関係します。

相手を「おまえ」と呼べる人は、その相手とかなり親しい間柄ですし、
誰に対しても言えるなら、クラスで周りを圧倒できる存在でしょう。

英語なら常に相手は「you」ですし、人に対する呼びかけも、
ほとんどファーストネームかあだ名です。
クラスメイトに対してミスターやミスは使いません。

英語やアルファベットを使用する言語の場合、
誰に対しても大体同じパターンで喋れるので、
日本語圏の人に比べてコミュ障になりづらいのではないかと思います。

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