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母親との対決 母親とうまくいかないもどかしさ 母親との関係[10]

私は実家に戻り、母と話し合いの場を持ちました。

母も私とすっかり疎遠になっていたことを気にしていたらしく、
話を聞くことには前向きでした。

私は、母に謝ってもらうために、
何をどう言うかしっかり説明できるように、
頭の中に考えをまとめていました。

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まず子供の頃の自分が学校で緘黙(かんもく)していたことから始まり、
何故そうなったのか自分の推測を話しました。
 
母に対して私の場面緘黙をきちんと話題にしたのはこれが初めてです。

私はよく母親から「あんたは他人の顔色ばかり気にしている」
と言われましたが、それは母自身がそうだったことを伝えました。

このことで、私は20代前半頃まで、
心理学の本を読むことにも抵抗を持っていました。

とても興味があったにも関わらず、
他人の視線を気にすることを母に否定されていた為、
人の心を探るようなことは、
やましいことだという思い込みがあり、
心理学に踏み込むことが出来ませんでした。

 
そして私は母自身が他人の視線を気にする様をただコピーしただけであり、
なぜ自分のことを棚に上げて、私をバカにするような態度を取ったのかと、
詰め寄りました。

最初母はすべて否定していました。
私は別に人目を気にしない、とか、バカにした覚えはない、と言うのです。

更に、バカにしたつもりはないが、あんたがそう受け取ったなら悪かった、
と言われ、私は腹が立って、感情的になりました。

感情的になると当初言おうとしていたことが分からなくなり、
話がおかしな方向に進んでしまいます。
このことは想定外でした。 10039483454_3b528fd7cc_m_thumb
それでも何とか冷静さを保とうとして、
人間の無意識の仕組みを説明しました。

しかし、これがなかなかピンと来ないようなのです。

私は精神分析の本を読み漁っていたので、
自分では当たり前のことが、
母にはまるで不思議な世界の話のようです。

分からないなら分からせてやる、という感じで私は、
母親の過去に話を移し、学校ではどういう子供だったのか、
と質問すると、母は観念したように、
おとなしくて自分の意見を言えなかった子供だったことを話しました。

しかし、上京後就職し、職場ではとても明るく皆に好かれていた、
ということを強調します。

 
母自身も対人恐怖症や視線恐怖症なのではないか、と言うと、
昔はそうだったかもしれないが、今は違うとのことでした。

言葉の響きから、そんな大それたものではない、
ということかもしれません。

 
またも想定外なのは、母は自分の過去を話してスッキリしたらしく、
私と話ができて良かった、というようなことを言い出しました。

私は母に、私に対する罪の意識を感じてもらい、
謝って欲しいと思っていたのに、
私が過去のエピソードを話しても、覚えていないとか、
そんなつもりは全然なかったと、かわされてしまいます。

私が怒って、母親なのに子供の心を傷つけていいのか、
と言うと「よくここまで育ててもらってそんなこと言えるね、
お母さんがどれだけ苦労してあんたを育てたのか全然分かってない」
とキレられました。

さらに「私が母親にそんなことを言ったら、ぶん殴られていたよ」
と言いました。
薄々分かってはいましたが、母も自分の母に傷つけられていたのでした。

とにかくこうなると、こちらも感情的になってしまい、全く話が進みません。

結局、私も悪かったかもしれないけど、まあ話が出来てよかった、
と母は言いました。

私はとりあえず、言いたいことは言ってみたものの不完全燃焼です。

 
このような形で私と母の対決の第一ラウンドは終了しました。

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