児童虐待 幼児や子供の虐待と犬や猫等の動物を虐待する心理

悲しそうな犬 性格・心理

以前、駅で母親が自分の子供(女の子)を蹴りつけていた場面を、 通りがかった男性が撮影し、警察に通報するという事件がありました。

動画を撮ることへの賛否はありましたが、 公共の場で虐待が行われていたことは事実であり、 その後警察により母親が特定されました。

この事件に限らず、 児童虐待のニュースが流れることは珍しくなくなっています。 一体なぜ自分の子供にこのような残酷な仕打ちができるのでしょうか。

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虐待を引き起こす心理

虐待をする心理というのは、簡単に言ってしまえば、 虐待する本人もまた誰かから抵抗できないような精神的苦痛を 与えられていたことにより発生するものです。

それは親や家族からかもしれませんし、学校や会社かもしれません。 最近受けたストレスが原因の可能性もあれば、 過去に受けた心の傷の可能性もあります。

自分が与えられた苦痛を、自分の中に溜めこむことができず、 怒りやイライラとして外に発散しようとする行為が虐待につながります。

私にもあった虐待する心理

私は幼少の頃、父親の理不尽な怒りを感じていたことがあります。 これにより、私にもその受けた怒りを発散したいという思いがありました。 (もちろん、当時はそんな理屈は分かりません)

私は弟が自分に反抗的な態度を取ることが許せませんでした。 弟の態度に腹が立つと、私は頭が真っ白になり、 気がつくと顔をビンタしたり、背中を蹴ったりしていました。

そのような怒りは高校生くらいまで続きました。 弟もやられっぱなしではないので、 中学、高校くらいの時には結構激しい兄弟ゲンカをしていました。

自分の記憶の奥底にある父親から受けた怒りと、 学校でのストレスなどが原因だと思います。

父や学校には自分の怒りを全く表現することができませんでした。 そのやり場の無い怒りを自分より弱い弟に向けていたのです。

この怒りで頭が真っ白になる感覚は虐待する人の心理だと思います。 自分の感情が制御できなくなり、 考えるより先に手が出てしまうのだと思います。

カーっとなって弟を殴ってしまうと、やってしまったという気持ちと共に、 すっと落ち着きが戻ってきます。

しかし私は、自分に逆らうからこういう目に合うのだと思い、自分に対する心理分析ができるようになるまで、 弟に対して罪悪感は感じていませんでした。

核家族化の問題

虐待まで行かなくても、自分の子供を愛せない、 子供が泣くとイライラする、 自分は母親失格ではないかと悩む人は大勢います。

その為、育児ノイローゼになる人も増えています。 本来子育ては、子供の祖父や祖母、親の兄弟等、 家族一体となり行うものだと思います。

大家族で育児のストレスを分散することにより、 母親の負担は軽減されます。

しかしテクノロジーの進歩と共に核家族化が進み、 大家族のような形態が失われていくとともに、 育児ノイローゼや虐待という現象は増えてきています。

親から十分な愛情を与えられて育った人ならば、 育児のストレスにも耐えられるかもしれませんが、 そうでなければ、神経が参ってしまうのは不思議ではありません。

夫婦でうまく分担できないと、 母親(父親)一人に負荷がかかってしまいます。 その最悪のケースが虐待です。

親からの愛情不足、夫婦関係の不和等、様々なストレスが、 子供の責任に感じられることもあるようです。

私と母の関係のように、 見たくない自分の姿を子供に投影するということも十分あり得ます。

虐待された子供が大人になったとき、 過去にやられた仕返しを自分の子供に行うというケースも多いでしょう。 これらは考えて行われるものではなく、 怒りの感情が制御できなくなり起こることです。

もしそのような人がいたら、周りが介入することにより、 親子の精神的なケアを行うしかないでしょう。

動物虐待について

悲しそうな犬

虐待というのは自分より弱い存在に対して行う行為です。 行き場の無い怒りを発散する為に、 動物が標的になるケースは少なくありません。

自分で飼っている犬を虐待する人の心理は、 我が子に行う虐待と同じものでしょう。

少年犯罪を犯した子供が、 猫を虐待していたということもよく耳にします。 かつての神戸の14歳少年Aや、 佐世保での殺人事件の犯人である少女も、 猫を殺してします。

一つには野良猫の存在と、捕まえやすいという点があると思います。 まだ成長過程の子供が、 興味本位で猫を殺してしまうということもありますが、 命の尊さや弱いものを思いやる心が身につくにつれ、 普通はそのような行為はしなくなります。

動物に対して執拗に虐待を繰り返すようなら、 心のどこかに相当なダメージを受けていると考えたほうがよいでしょう。

象徴としての犬と猫 犬は男で猫は女!?

夢判断などの象徴として、 無意識にあるイメージが代わりのものに置き換えられるということがあります。 心理学の象徴の解釈として、犬は男性や父親を表し、 猫は女性や母親を表すと解釈されることがあります。

理由もなく犬を嫌う人が実は父親を恐れていたり嫌っていた、 ということは割とよくあります。

猫の場合は、ゴミを漁ったり糞をするなどの物理的理由もあるので、 猫が嫌いな人が女性嫌いとは言えませんが、 猫好きな人が母親と特に仲がいいということもよくあることです。

犬は従順で分かりやすい性格、 猫は気まぐれで嫉妬したり、拗ねたりするといった感情表現が女性を連想させます。 また体つきも犬に比べ猫は柔らかく女性的です。

このような心理が自然と動物に投影されることはとても不思議ですが、 両親に対する抑圧を探るときに、 犬や猫に対する感情がそのまま無意識の親に対する感情であることは珍しくありません。

もちろんこれは推測に使えるというだけで、 これだけの理由で断定はできません。

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