ファザコンとは?父親の愛情不足と娘の恋愛への影響

娘を抱きしめる父 性格・心理

男児と母親の強い結びつきをマザコン(マザーコンプレックス) と表現しますが、それに対して、 女児と父親の強固な結びつきをファザコン(ファザーコンプレックス) と表現します。

ただ単純にマザコンの逆がファザコンと言いきれない部分もあります。 女児にとっても最初に自分の空腹を満たし、 愛情を与えてくれる存在は母親だからです。

その後、異性として最も身近な存在として父親を認識します。 男児が同性の父親をライバル視するのは、 父親もまた妻に対して母親の役割を求めているのを、 感じるからだと思われます。 (エディプスコンプレックス

それに対して女児は、父親が母親を求める事に対して、 嫉妬の感情が芽生え、母親よりも自分を見て欲しいと、 思うようになります。

同性として母親に嫉妬しますが、 母親への強い愛着もあるので、 単純に嫉妬により母親を敵視するとは考えづらいのです。

実際、成人してから母娘の強い絆が友達のような感覚へと繋がり、 母娘で行動を共にする親子は珍しくありません。

それに比べて、父と息子がいつもべったり一緒にいることは稀でしょう。

スポンサーリンク

ファザコンのもう一つの側面 父から娘への愛情不足

ファザコンが仲の良い父と娘の関係を指すだけの意味ではなく、 父の娘に対する愛情不足を指すこともあります。

例えば仕事を優先する父親が、息子にとっては尊敬の対象になっても、 娘にとっては、愛情不足と捉えられることがあるからです。

マザコンという言葉が母と息子の強い結びつきを表す比重が高いことに対して、 ファザコンは、父から愛情を十分に受けたと感じられなかった娘が、 異性に対して父親の役割を求める意味の比重が高いようです。

父親からの愛情不足を感じた女性は、 異性に対して父親の役割を要求し、 しばしば年の離れた男性に好意を持つこともあります。 (同じ意味のマザコンもあります)

異性のモデルとして無意識に父親が刻まれており、 男子にとっては母親が異性のモデルになると考えられています。