人に振り回される性格を変える方法は?人間関係の最下層から脱出!

困っている箱で作られた人形 性格・心理

心理カウンセラーの大嶋信頼さんという方の書いた『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』という本を読んでみました。

自分の気持ちを抑えて相手を優先する傾向にある人は、相手に嫌われまい、馬鹿にされまいと思ってやったことが結果的に裏目に出て自分を惨めな気持ちにさせたり、下に見られてしまうことが多いとのことです。

親切にしたつもりが裏切られたり傷つけられたりするのは、相手が悪いわけではなく、自分に問題があって起こるのだと著者は言います。

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すぐに真に受ける性格の人は振り回される?

相手の言葉を真に受けてしまう人は「何であの人はこんなことを言うんだろう」と、いちいち考えてしまい、自分がああいう態度をとったからか、あんな風に言ったからか、と悩んでしまう傾向があります。

こうして考えてしまう人ほど、相手のちょっとした言葉に怒りを感じたり、自分にダメ出しして落ち込んだりと人に振り回されてしまいます。

実は真に受けるというのは性格の問題ではなく、「脳のネットワークの問題」だそうです。

自分の緊張が相手に伝わる

脳にはミラーニューロンと呼ばれる神経細胞があり、近くにいる人とあたかも無線LANのように繋がっているように働くとのことです。

例えば、自分の緊張が相手に伝わるということがあります。

私の経験でも、他の人と楽しそうに話す人が、なぜか私に対してはぎこちなかったり、よそよそしく話してくることを不満に思ったことがあります。

これは私が相手に緊張しているから相手にその緊張が伝わってぎこちない態度になっていたことが原因です。

もし私がそのことを不満に思い相手に直接言ったとしたら、「あなたこそ私によそよそしい態度で接してくるではないか」と言われてしまうでしょう。

脳には、相手に注目を向けるとその相手の脳の状態を真似る性質があるそうです。

下に見られる・支配される人の特徴

以下のように感じる人は「支配されている」状態にあるとのことです。

・夫婦関係、恋愛関係でいつも相手の要求に合わせて動いてしまう
・職場で、嫌な仕事ばかり押しつけられている上に評価されない
・兄弟姉妹で、兄や長女ばかりがひいきされているように感じる
・学校ではいつも目立たないチームに属している、またはいじめを受けてしまう

育児放棄されたラットを集団に入れると集団になじめないそうですが、親からの愛情不足は脳を緊張状態にさせる傾向にあるようです。

愛情不足で育った人は脳の緊張のスイッチが壊れて緊張しっぱなしになってしまい、支配される人になりやすいとのことです。

緊張度が高いとみんなと打ち解けられず、常にビクビクして「自分が攻撃されないように」とか、「嫌われないように」と周囲に気をつかってしまう

自分に暗示をかけて脳の緊張状態を解く

脳が緊張状態にある人は、それを解くために自己暗示の言葉を覚えておくといいそうです。

「本音モード」に切り替える

いつも人の気持ちばかり考えている人は自分の本音が言えなかったり、自身の本音が何なのか分からなくなっている場合があります。

そんなときのテクニックとして著者は「本音モード」を使うことを提案しています。

自分がイラッとしたときやオドオドしたときに、「本音モード!」と心の中で叫べば、自分の本音が出てきて、状況が一変する

上司との関係で悩んでいた男性が、あるとき自分の仕事があるのに上司に雑用を言いつけられてしまいました。

この人が、頭の中で「本音モード!」と叫んだところ、「この仕事が優先なので、別の人に頼んでください」と、勝手に口から言葉が出てきたそうです。

このように本音を言うことで、それまで「仕事ができない」と言われていたのに、上司からほめられるようになり男性の評価は上がってしまったのでした。

以前紹介した「無愛想のススメ」に共通するところがあると思います。

人間関係を劇的に良くする方法!愛想笑いはしてはいけない!?
職場や学校で人間関係がうまくいなかい、対人関係に疲れている、という人にオススメの本があります。 池田潤さんという方の書いた「無愛想のススメ」がそれです。 池田さんは過去1万人以上の悩み相談に乗った経歴があるそうですが、その人達に...

自己暗示のとき「意外と」を使う

自分はダメな人間だ、とか、自分は嫌われてる、などとすぐ思ってしまう人は、「意外と」という言葉を使うといいそうです。

「意外と私って元気」「意外と私は好かれている」という風に頭の中で唱え行動すると、元気が出たり、嫌われていると思ってた人からフレンドリーに話しかけられたりするようになります。

自信が無い人の特徴と対策 「自我防壁!」

自身が無い人は「自分が悪い」「自分は劣っている」と自己評価が低い傾向にありますが、一般的に人は「私は平均よりも上」と思っているそうです。

この「平均よりも上」と思えていない人は、劣等感が強く価値判断を人に委ねてしまう傾向があります。

やはり幼少の頃に母親が劣等感を持っていると自己評価が低くなってしまうようです。

自己評価が低い人は自分を守る壁が低いため、他人の劣等感が自分に入ってきてしまい、攻撃されていると勘違いしてしまうそうです。

人の評価が気になってしまうときは、「自我防壁!」と心の中で叫びます。

すると頭の中の雑音が壁により遮られ静かになります。

相手の気持ちを考えそうになったときに「自我防壁!」と唱えていると、自然と自信が満ちてきます。すると、良心を持たない人が自分から離れていくのです。

本当に自分のせいなのか心に聞く 「心よ!」

著者は、インターネットを何気なく見ていただけで将来に対する不安に襲われてしまったという経験をしています。

そこで、「心よ!今襲ってきた不安って何なの?」と聞いてみると、「それはあなたの感覚じゃなくて『入れられてる』感覚だよ!」と返ってきたそうです。

さらに「誰が入れてる?」と尋ねると、心は「お母さんが入れてる」と教えてくれました。

どんな感覚を入れてるのか聞いてみると、「いつまでも私が面倒をみていないとダメな子」と返ってきました。

このやり取りで自分の感覚が母親の感覚を取り込んでいたことが分かりました。

こういう場合の対策を心に聞いてみると「お母さんがやってきた!と無視すればいい」と教えてくれたそうです。

このように漠然と浮かんできた不快な感覚は「心よ!」と唱えて聞いてみることで自分のものではないことが分かるということです。

まとめ

ここまで、本に書かれている一部を紹介しました。

他にも、
・怒りを愛と感違いする仕組み
・一言多い困った部下の態度の原因が実は自分が内心で見下していたことだった
・相手の呼吸に合わせて肩を動かし優しい態度に変える催眠テクニック
等の興味深い話が載っています。

ちなみに暗示のテクニックが色々紹介されていますが、私はこれらの場面ではすべて「ホ・オポノポノ」を使うようにしています。

ちょっと「自我防壁」とか覚えるのは大変そうという人はこちらを試してみても良いと思います。

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