ホームレス生活と運命を考える!貧困の無い世界はいつか実現するのか?

犬と共に路上生活する男性 テレビ・動画

サッカーの代表戦をテレビで見ると、その試合の反応を知りたくて色々関連サイトを見るのですが、あるサイトのリンクの欄に「ホームレスに100万円渡してみた」というタイトルがあり、それに釣られてYouTubeを見てみました。

ホームレス100万円渡して1日モニタリングしてみた結果

いわゆるユーチューバーと呼ばれる人達はとても若い世代が多いので、私は普段ほとんど見ることがないのですが、なかなか興味深い企画です。

企画には賛否両論ありますが、この動画のホームレスさんはとても謙虚で貰ったお金を返そうとしています。

したたかさや貪欲さがあまりにも無かったことがこのような生活に陥ってしまった一因なのかもしれません。

で、関連動画を見てみると、こんなのもありました。

ホームレスは100ドルをどう使うか?

このホームレスさんは特に努力を怠ったからこうなったのではなく、義父の癌から次々と不幸に襲われこの境遇になってしまったと語っています。

まさに避けられない運命だったのではないでしょうか?

この記事↓で以前にもホームレスという運命についてチラっと書きましたが、自分の力ではどうしようもないことが人生には起こってきます。

生きる意味とは何なのか?人生とは?生まれてきた意味を考える!
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また、ホームレスの人が必ずしも人にお金を恵んでもらうことを望んでいるわけではない、ということが分かる動画もありました。

ホームレスに1万円あげて何に使うか検証したらとんでもないことが起きた

このユーチューバーさんはホームレスさんよりお金は持っていますが、人生経験では敵いません。

生きる、ということをホームレスさんから教わる良い経験になったようです。

ホームレスになってしまうのも人それぞれ様々な理由があり、一括ひとくくりにできませんが、生活保護を受けて自由を奪われるくらいなら住む所がないほうがまし、という人もいるように、自分で選択してこの生き方をしている人も少なくありません。

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「罪を憎んで人を憎まず」ということ

ホームレスになることは罪ではありませんが、社会のクズと呼んだり、人間扱いしないような人が多くいることも事実です。

人には固有の運命があります。

どんな人生でも、その人しか体験することができない、独自の経験を積んでいくのが人生とも言えます。

例えば、過去に無差別殺傷事件を起こした宅間守という人がいます。

彼の犯した罪は非難されて当然ですが、宅間守という人の存在を否定することは直接の被害者でない限り、他人にはできないと思います。

なぜなら、もしあなたが宅間と同じ遺伝子を持っていて、宅間と同じ環境に育っていたら宅間と同じような行動をするからです。

この文章を読むと、ちょっと待ってくれ、と言いたくなる気持ちは分かります。

「宅間と同じ遺伝子を持って、宅間と同じ環境に育ったら…、それが宅間守という人じゃないか、私が宅間になることはあり得ない」ということになるでしょう。

言いたいことは、自分の価値観で他人を判断することはできないということです。

罪を犯さない人はそのような環境で育ったからであり、罪を犯す人は環境の中でそのような人格が作られてしまうという側面が非常に強いのです。

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そしてその環境を自分で選ぶことはできません。
気がついたら日本人として生まれ、自分の親や兄弟も決められているところから人生はスタートしていきます。

ですから「私にも出来たのだから君にも出来る」というセリフは人を鼓舞させるための方便であり、真実ではありません。

ホームレスになってしまうのも、罪を犯してしまうのも、その人固有の人格や運命によるものなので、違う人格で違う運命を歩む他人には簡単に非難できるものではないということです。

直接の被害者もやっぱり運命

問題は直接の被害者です。

犯罪者やホームレスにより被害を受けてしまう人は、相手を非難せざるを得ません。

私の場合でも自分の親を毒親と非難しています。

【毒親への対処法】カウンセリングを受けて母親と対決!
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このような具体的な問題に対処しなければならないことが「起こってくる」運命です。

人生に起こってくる出来事

お互いに迷惑をかけあって必要な体験をしていくということも人生の一面だと思います。

スピリチュアルな視点から見れば、もしこの世に何の苦しみも無く、すべての人が生まれてから死ぬまで平穏が続くならば、この世の存在意義は無いといってよいでしょう。

人間は地球にとって害虫のようなものなのか?

人間の意識の構造は必ず問題を生むようにできています。この性質がある限り争いや不正などがこの世から無くなることは無いと思います。

私が20~30代前半くらいまでは、人間は地球にとって害虫のような存在だと思っていました。

(害虫という言い方も人間の視点から一方的に見た勝手なものなのですが)

自然を破壊し、必要以上の動物の命を奪ったりするのは地球上で人間だけだからです。

このような考えを持つ人は、ネットを見ていると一定数いるようです。

親(あるいは環境)からの愛情が乏しかった人は、何らかの信仰を持たないと、人間=害虫という自己否定的な考えを持ってしまうことも無理はありません。

無駄な殺生や争いを起こさないようになるためには、動物のように本能に忠実に意識の矛盾を起こさない脳の構造に変えるしかないでしょう。

仮に問題を起こさない人間になるための手術や遺伝子操作ができたとすれば、その人は生存に必要な行動をするだけで、創作意欲を持つとか、経済活動をするということはできないはずです。

弱肉強食の経済活動が行われる限り、富裕層と貧困層が存在し、ホームレスのような人が現れてしまうのは必然といえます。

それでも、これらはすべて魂が地上で成長するための試練であり、地球は魂の成長のための舞台のようなものです。

破壊される自然も殺される動物達の魂も合意の上で私達人間に協力してくれているのであり、私達の本質は決して害虫のようなものではなく、崇高なものであると思います。

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