輪廻転生は本当にあるのか?前世を思い出す方法とその効果について!

光の渦に吸い込まれる女性 スピリチュアル

人は死んだらどうなるのか、ということは誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

前世について記録された書籍というのは古くからあり、実例なども膨大な資料があります。

しかし、普通に暮らしていると前世や輪廻転生の概念などは科学的ではないとしてオカルト扱いされてしまっているのが現実です。

スポンサーリンク

前世療法を一躍有名にしたワイス博士の本

私がはっきり「前世はある」ということを確信したのは、ブライアン・L・ワイス博士という人の書いた「前世療法」(原題:Many Lives,Many Masters)という本を読んでからです。

ワイス博士は医学博士であり、マイアミ大学医学部精神科の教授だった人です。

医者になった当初、ワイス博士は前世や輪廻転生などの概念は信じておらず、科学的に実証されたものを信じる普通の精神科医でした。

しかし自分の患者の治療中に患者自身の口から次々と前世の記憶が語られていくのを目の当たりにし、人生観が180度変わってしまう体験をします。

ワイス博士に前世の記憶を最初に語った患者キャサリン

1980年のある日、神経症や強迫観念に悩んでいた27歳のキャサリンがワイス博士のもとを訪れます。

水や暗闇、狭い場所が怖い、飛行機に乗るのが怖い、極端な死への恐怖を持ち、眠りも浅く、錠剤の薬はのどにつまりそうで飲めないという状態でした。

最初、しばらくの間は従来の様々な治療を試みます。
博士から催眠療法の提案はありましたが、彼女は怖がって拒否していました。

催眠療法 退行催眠を受ける

催眠療法

やがてエジプト展に行ったとき、ガイドの説明の間違いを知識のなかったはずのキャサリンが指摘するという不思議な体験から、しぶしぶ催眠療法を受けてみることに同意します。

幼少期の記憶を遡り、水が怖かったことや、3歳の頃に酔った父から性的な悪戯をされ怖い思いをした体験などを思い出します。

普通はこのような抑圧していた辛い記憶を思い出すことで症状が改善に向かのですが、彼女の場合、一向に症状が改善しません。

2歳まで退行させてみて何も出てこなかったので、「症状の原因となったところまで戻りなさい」と指示したところ、意外なことを語りだします。

キャサリンが語った前世の記憶

キャサリンは突然、自分の名前はアロンダで18歳、長い金髪にドレスを着ていて、紀元前1863年の暑い砂地、と話し出し、博士を混乱させます。

博士が何年か先に進むように指示すると、自分は25歳でクレアストラという子がいると説明、さらにその子は現在の姪であるレイチェルだと言うのです。

その人生では洪水により赤ん坊と共に命を落としています。

博士の脳裏に精神分裂病(現在の統合失調症)や多重人格がよぎりますが、キャサリンにそのような兆候はなく、薬物や酒を飲んでいるということもありません。

科学者として輪廻転生や過去世というものに対し懐疑的で素直に受け入れることができなかった博士ですが、目の前の現実を否定することができません。

もっと続けるように促すと、別の人生では、水が原因の病気で苦しんだ過去について語ったり、ワイス博士自身がキャサリンの先生だった過去の話なども出てきます。

そして、この1回目のセッションにより彼女の水に対する恐怖はすっかりなくなっていました。

キリスト教と輪廻転生

ワイス博士はアメリカのニュージャージー州出身で子供の頃に通った教会は保守的なユダヤ教に属していました。博士自身は熱心な信者というわけではなく、教会で教えられる魂の存在などについてさえも信じていませんでした。

キャサリンとのセッション後、大学時代に習った比較宗教学の本を読み返してみると、旧約聖書や新約聖書にも元々は輪廻転生のことが書かれていたそうです。

しかし、紀元325年にローマ皇帝は新約聖書から輪廻転生に関する記述を削除し輪廻転生は異端であると宣言しました。

仏教やヒンドゥー教にも輪廻転生はありますし、オリジナルのキリスト教にも輪廻転生があったということは、昔の人は皆輪廻転生や生まれ変わりは当たり前のこととして受け止めていたということになります。

ちなみに現代の日本人は約3割の人が輪廻転生を信じ、同じく3割の人は信じておらず、残り4割の人は分からないと思っているというデータがあります。

キャンドル

輪廻転生に関する科学論文

さらに博士は輪廻転生に関する論文を読み漁ります。

ある精神科の教授は輪廻転生の記憶を持つ二千人以上の子供の例を集めていました。
そのうちの多くの子供が異語現象(一度も習ったことも聞いたこともない外国の言葉を話す能力)を持っていたというのもとても興味深いです。

他にも沢山の論文や資料があり、博士はこれほどの研究があるのに自分の知識としてこられの情報が全く入ってきていなかったことをそのとき初めて理解します。

これは私達にも共通することです。
前世や生まれ変わりなどについて学校で教えられることはありませんし、テレビではもっぱらバラエティ番組で面白おかしく放送されるだけで、真面目に取り上げられることがありません。

これでは信じろというほうに無理があります。

なぜ科学で解明できないとこれほど頑なに隠そうとしたり、あるいは見てみないふりをするのか理解に苦しみます。

中間世とマスターの存在

この本の原題は「Many lives,Many Masters」というものです。直訳すれば「沢山の人生と沢山のマスター達」となります。

沢山の人生とは輪廻転生を繰り返すことで一つの魂が沢山の人生を生きることを表し、沢山のマスター達とは、時折登場しキャサリンを通してワイス博士に語りかける賢者のような存在のことを言っています。

キャサリンが過去世の一つの物語を語り終えると(その人生の死を迎えると)、中間世と呼ばれる一つの人生の終わりと次の転生の間に魂だけの存在になる所があります。

そこで彼女に語りかけてみると「私は漂っています」というような返事がきたり、突然マスターと呼ばれる存在がワイス博士に語りかけてくることがあります。

博士はキャサリンの治療を続けるうちに、次第にキャサリンの過去世のことよりも、このマスターの話を聞きたいと思うようになります。

そして、マスターにはレベルや階級のようなものがあるらしく、それぞれ話す内容や特徴が異なります。

マスター達とのチャネリング

チャネルとは伝達のための通路を意味しますが、スピリチュアルを語るときに使われるチャネリングは高次元の存在からのメッセージが人間を媒介として伝えられることを意味します。

高次元の存在というのはとても曖昧な概念ですが、神あるいは地球外の進化した生命体を指すことが多いようです。「神との対話」のニール・ドナルド・ウォルシュや「バシャール」のダリル・アンカなどがチャネラーとして有名です。

催眠状態のキャサリンがチャネラーとしての役割を持ったわけですが、キャサリンは自分の過去世を語ったときにはその内容を覚えているのに、マスターが語った内容は自分では全く覚えていないという特徴があります。

覚醒しているキャサリンにMasters(マスターズ)という言葉から何を連想するか尋ねてみると、何と「ゴルフのトーナメント」と答えたのでした。

このマスター達は、人生が何の為にあるのか、人はなぜ生まれ変わるかなどワイス博士の知的好奇心を大いに刺激する内容を語ります。

ちなみにマスターはキャサリンが今の人生に至るまでに86回の過去世を生きていると言っています。
そのうち催眠で体験したのは10~12回ほどの過去世で、同じ過去世が何度も出てくることもあります。これは今生では残りの70回以上の人生は思い出す必要がないことを意味するようです。

マスター達が語ったこと なぜ輪廻転生するのか

マスター

最初にマスターが語ったことは、人間の使命は学ぶためにあるということ、知ることによって神に近づき、その後(中間世で)休息が与えられ、次に(その学んだことを)人に教えたり助けるためにまた(肉体に)戻ってくる、というものでした。

以下、マスター達が語ったことを抜粋します。

「神はたくさんいる。なぜなら、神は我々一人ひとりの中にあるからだ」

「この次元には、数多くの魂がいます。私だけではありません。私達は忍耐強くなければなりません。これは私とても、まだどうしても学び切れないことです……ここには数多くの次元が存在します……」。

「その時々によって、様々な次元に行きます。それぞれが、高次の意識のレベルの一つなのです。どの次元に行くかは、私達がどれぐらい進歩したかによります」。

「私達の知識を他の人々と分かちあわなければならないということです。私達はみな、今活用している能力よりも、ずっと大きな力をもっています。ある人々はこのことを、他の人達よりずっと早く学びます。ここまで来る前に、あなた方は自分の欠点に気がつかねばなりません。もしそれを怠ると、次の人生に、その欠点を持ち越すことになります。自分でため込んだ悪癖は、肉体を持っている時にだけ、取り除くことができるのです。マスター達が私達のかわりにやってくれるわけではありません。もしあなたが争いを選び、しかもそのくせを、取り除こうとしなければ、それは他の転生に持ち越されます。そして、自分はその問題を克服することができると自分で決めた時には、もはや次の人生に持ち越すことはありません」

「私達は直感的な力を与えられていて、その力に抵抗せずに従うべきなのです。その力に抵抗する者は、危険に遭います。私達は同じ能力を持って、各段階から物質界に送り返されてくるわけではありません。ある人々は他の人々より大きな力を持っていますが、それは前世で徳を積んだからです。このような視点から見れば、人はみな平等に作られているとは言えません。しかし結局は、私達はみな平等になる所まで行き着くのです」

「肉体の中にいるのが異例なことなのだ。霊的な状態にいるのが、自然なのだ。

すべてはワイス博士の為だった!?

度重なるセッションを終えたキャサリンはすっかり症状が改善し、人生を楽しめるようになりました。

しかし、この治療はキャサリンのためだけでなくそれ以上にワイス博士のために行われたものだったということが、マスター達からの言葉で分かります。

実際、キャサリンはマスター達の言葉を全く覚えていない上に、博士が録音しておいたテープを彼女に聞かせようとすると、自分の口から語られるマスター達の言葉を、気持ち悪いと言って全く聞こうとしませんでした。

魂のレベルとして博士はマスター達の言葉から学ぶ必要がありましたが、キャサリンはまだその段階には達していないのだと考えられます。

こうして博士の書いた本はベストセラーとなり、テレビ出演や講演などで死後の世界や輪廻転生について語るなどこの世における博士の役割はすっかり変わってしまいました。


前世療法には続編もあり、さらにドラマチックな症例も登場します。
前世療法が面白かった人は是非続編も読んでみることをお勧めします。

前世を思い出す方法とその効果

退行催眠で前世まで行ける人の割合は3~5%くらいしかいないそうです。

ほとんどの人には前世の記憶は必要がないということでしょう。

それでも自分の前世を知りたいと思う人は、ワイス博士の瞑想CDを使うのがよいでしょう。

何度か聞くうちに思い出せる人は前世のイメージが湧きあがってくるそうです。
私もやってみましたが、もちろん何も浮かんではきませんでした。

瞑想用のCDとして使ってもとても心地良いので試してみるのは損ではないと思います。

子供の頃に前世のことを覚えている場合は結構あるそうです。5歳くらいまでに、前にどこにいたか聞いてみると答えてくれることがあるので、小さいお子さんをお持ちの方は聞いてみるのも面白いでしょう。

これらの記憶はほとんどの場合、成長するにしたがって自然と忘れてしまうらしいです。

キャサリンの例をみても分かる通り、過去世の苦しかった体験が現在の自分の不調と関係している場合、その過去世を思い出すことでその不調が改善するという効果があります。

これは前世に限らず、現生の退行催眠でも同様です。

日本で受けられる前世療法

前世療法や退行催眠は検索すれば日本全国で至るところで受けることができます。

ただし、高額な料金を請求される場合もあるので十分注意する必要があるでしょう。

私が最近読んだ前世療法に関する本では一宇さんという方が15年で3000人以上のセラピーを行っています。

ワイス博士が3~5%と言っていた過去世を思い出す体験が、どうも一宇さんの所ではほとんどの人が可能のようです。一人あたり3~5の前世が明らかになるとのことです。

DV被害を受け続ける女性、アトピーに悩む人、人生が楽しめない人、寂しさや不安を抱える人、不安確認症(強迫性障害)に悩む人、不登校の子を持つ親、引きこもりやリストカットを繰り返す娘を持つ親などの症例が症例がセラピーを受けることで改善しています。

料金も妥当で、福岡が拠点ですが東京でセラピーを行うこともあるようです。

一宇さんのサイト