愛情表現の方法 幼少期の母親からの愛情不足と子のサイン

一緒にカメラを見る母子 性格・心理

私の母親の愛情表現の方法は、料理を作る、物を買い与える等、子供の世話をすることでした。

これらをキチンとやっていたのに、子供の方は神経がおかしくなり、学校では喋れず、当の母親には文句ばかり言う子供に育ってしまいました。

これは母親の考える愛情表現と、子供が求めている愛情表現が異なっていたからです。

私が求めていたのは、褒めてもらうこと、存在を十分肯定してもらうこと、抱きしめてもらったり、頭を撫でてもらう等のスキンシップでした。

家事はむしろやらせてくれるように躾けて欲しかったですし、自分の求めていた愛情表現さえしてくれれば、貧乏で物が無くても幸せだったと思います。

愛情をもらえないと、そのサインとして、病気がちになったり、代償となるお金を欲しがったりする等、問題行動が多くなるでしょう。

悪さをして親の関心を引こうとする子もいます。
家が裕福なのに万引きをしたり、援助交際するような子供もいます。

愛情不足は子供の心も体も弱くしてしまいます。

私は小学生の頃にはすでに、母親に甘えるという行為は屈辱的だという意識がありました。

甘えさせてもらえなかったし、何かと馬鹿にされるのが嫌だったからだと思います。

「はじめてのおつかい」というテレビ番組がありますが、あれに登場する母親はみんな理想的な母親に見え、子供とのスキンシップを見ていると涙が出てきます。

おつかいから無事帰ってきた子供を、泣きながら抱きしめている母親を見ると、なんて幸せな子供なんだろうと思ってしまいます。

母親自身が忙しくて子供を構ってあげられないなら、子供に手伝いをさせるべきです。

手伝いをさせて、子供に感謝し褒めてあげれば、子供は頼りにされていると感じ、自立心も芽生えます。

小学生にあがるくらいまでは、褒めるときに十分なスキンシップが必要でしょう。

甘えてくる子供を突き放したり、拒否すると、子供は我慢するようになり、心や体にストレスがかかります。

小学生の高学年になっても甘えてくるなら、受け入れていいようです。

基本的に子供とみなすのは思春期までですが、それまでに愛情が足りなければ補う手段も必要になります。

個人差はありますが、12、3歳くらいから17歳くらいまでが思春期で、蝶で言えばさなぎの時期です。

子供と大人の境目なので、心は不安定になりがちですが、それまでに十分愛情を受けていれば、病気や問題を起こす確率はぐっと減ると思います。